good-bye MDR-1ABT

かつて浮気したヘッドホン WH-1000X が M3 になったので試聴したところ、もう別物と言っても良い仕上がりで、ついに乗換えました。

前モデル WH-1000XM2 との比較の形ですが、詳細の分かりやすい Rtings.com のレポートを紹介します。

(今回私は e☆イヤ Amazon 店でこのヘッドホンを購入しましたが、e☆イヤといえば日本イチのヘッドホン専門ショップですよね。これくらい細かさでレビューやりませんか?余計なお世話かもしれませんが、いつもの学生ノリではしゃいでる場合じゃないですよ)

(1)究極のノイキャン性能
 パワーオンから数秒でスッと環境音が消えます。スッとですよ、スッと。目を閉じているとまるで別の場所にワープしたかのようです(したことないけどw)。
が、これは他のノイキャンヘッドホンでも同じで、初めて付けた時に「おっ!」と思わせる第 1 印象です。でも M3 はここからが違います。そのあとに聞こえてくる「サー」というホワイトノイズがほぼありません。ノイキャン機能により環境音を遮断した空間に入ったようになるわけですが、その空間が何十人も入るホールのような感じで、全く圧迫感や閉鎖感がありません。これはもう最終形であり、究極ですね。

(2)ノイキャンなしの高音質
 生音は聞いたことがないので、はっきり言って「原音に近い」とかの評価(再現性?)はできないのですが、音が聞こえる聞こえないといった「分解能」では、なかなか素晴らしいです。これまで使っていた MDR-1A BT でも細かい音がよく聞こえていましたが、M3 では特に注意することなく新しい音をすぐに見つけることが出来ます。

(3)スタイル(見た目)
 M3 を頭に付けた時の形が良いです。ヘッドバンドが左右に膨らまず、頭の形に沿うようにコンパクトに収まります。
Rtings.com の Marc の画像(左)でいうと、こういうことです。

 その他にデザイン(見た目)でいうと、ヘッドバンドを含めて構成パーツの形は M2 とほぼ同じように見えます。新たにサイドの“SONY”ロゴとやエアダクトとかに銅赤色を使っており、それらに「高級感がある」というご意見も見かけますが、私は同社のミラーレス α シリーズのようなもう少し明るく鮮やかな朱(赤)色やディープブルーでも良かったかと思います。なお M2 からイヤーカップ表面の質感が変わったようですが、M3 でも十分な高級感があります。ただし、手垢は残りやすく一気に高級感なくなるので要注意ですね。

(4)その他
 Bluetooth は DAP が Pioneer XDP-100R なので、aptX での接続がメインです。音楽中心なので遅延は気にならず、また BT の弱点である音切れなどは全くありません。

 MDR-1A BT もそうでしたが、イヤーカップ部を折りたためないタイプなので、カップを寝かせて「薄く」したままで運べるよう A4 大の書類入れのようなポケットのあるリュックを使っています。

 最後に価格の話です。原価や開発コストから価格設定をしたのかもしれませんが、これほどの性能を持ったハイエンドモデルなのだから 6 〜 7 万円あたりでも良かったんじゃないかと思います。ユーザーに「これは凄いぞ」と思わせ、またそれに対する価格を加えると「安心する」「納得する」いうことですw

1件のコメント

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