Meze 99 classics to Shure SRH1540

右画像 Meze 99 classics カッコいいので、一時期 top 画像に使いましたが、実は売却済みw というのも、新しいモニターヘッドホン(Shure SRH1540)に換えたから、です。

以前から気になっていた SRH1540 を試聴してみたところ、解像感・クリア感が全く違っていました。どちらかというとモニター的使用の多い私には、Shure が合っていると感じます。但し、外観は Meze 99 classics の完勝です。ウォルナットのカップや、ヘッドバンド部分の造形やカラーリングなどなど。一方の Shure SRH1540 の無機質な機械的デザインはそのモニターライクなサウンドにマッチしてはいますが、肌が触れるものにも関わらず冷たい感触になってます。。。

【ワイヤレス化 & バランス化(*1)】
折角の高音質なので、SRH1540 もバランス化(リケーブル)してみました。

SRH15640 は特殊な MMCX 端子が左右のイアカップに各々挿さる、つまりそもそもマイナス極を共有しない「バランス接続」仕様です。なので、左右のケーブルを結合している部分に 4.4mm バランス端子を付けて、それを Bluetooth レシーバーに挿せばワイヤレス化も完了! というわけです。上の画像では、フォーカス外で見えにくいのですが Shanling UP5 という 4.4mm バランス端子のある BT レシーバーを使っています。圧倒的高音質な LDAC 対応なのも嬉しい BT レシーバーです。ここにきて LDAC の高音質が生きてきます。さすが LDAC 最強ですわ♪

ちなみに、イアパッドには EarTouch という最近出てきたカバーを使っています。カラーは “INDIGO” です。ドライバー部分がすっぽり空いているので音質影響が小さく、付け心地も良いので、若干高価ですが超オススメです。


実は、先ほどサラッと書いたようなイージーな気分で自作にチャレンジしてみたのですが、失敗しました。SRH1540 用に売られているケーブルの L/R を繋いでいる部分を切り離し、L/R に分かれたケーブル各々を 4.4mm バランス端子にハンダ付けする時点でアウト。ケーブルが細かすぎて私のハンダ技術ではムリだったのです。考えは良かったのですが、甘く見過ぎました。

無理して回路を壊してしまってはいけないので、スパッと諦めてリケーブル製作をフリマなどに出品されている ふじっこ煮 さんにオーダーして仕上げていただきました。通常のリケーブルは 120cm ほどの長さですが、BT レシーバーを使う前提で約 36cm ほどの全長( MOGAMI 2799 )です。カスタムなので高価になりますが、美しい仕上がりと高音質に大満足です。


*1 バランス
このポストで使っている「バランス」という言葉について、私自身はオーディオアンプなどで用いられる「バランス回路」を想起してしまうため、すごく違和感があります。それに言葉の意味として「バランス=平衡」ですよね。左右のチャンネル各々にあるプラスとマイナスを独立させている回路のどこがバランスしているというのでしょうか。。。しかし、この言葉が一般化してしまってるので、そのまま使ってます。

  

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