新カメラ SIGMA fp [ #SIGMAfp ]

またマニアックなもの SIGMA fp に手を出してしまいましたw
2019.10 に発売のミラーレスカメラですが「他のミラーレスとはひと味違う画像が撮れる」と話題になった(過去形) SIGMA fp を買っちゃいました。“ fp L ”という高画素化された新モデルもあるんですが Sony A7s3 と同じく低画素数による高画質に期待しての “fp” 選択です。これで A7s3 との二台体制になります。使い分け?考えてませんw素人だものwww

で、ここから込み入った(つまりマニアックな)話になってくるのですが、まず何がどうなっているのか分からないけれどこのカメラの特徴として、異様に実在感のある画像が撮れ、それに加えて “CINEMA DNG 12bit” *1 というムービーが RAW データでも撮れちゃう撮影モードが用意されていて、そこに独自性というかマニア心に刺さりました。

マイナスポイントとしては、ファインダーが付いてなくて背面 LCD でしか確認できません。この背面 LCD はチルトもしないトホホ仕様なので、太陽光の下などではほぼ「勘」での撮影ですw
あと Cinema DNG 12bit で撮ると RAW データなのでデータ量が多く、ムービー編集が大変なことになります。

画質以外のメリットは、とにかく小さくて軽い、です。A7s3 も他社ミラーレスに比べれば軽くて小さい方ですが、さらに二回りほど小さいので、Zhiyun から新発売された Crane M2s という軽量 Gimbal と組み合わせることで、腕がプルプルすることなく撮影することができます。あ、いや、これは言い過ぎでして、だんだん腕がダルくなってきますが、まあ半日程度なら使ってられました。

これまでのセットは合計:2.6kg
・WeeBill-S : 1.5kg
・A7s3 : 1.1kg ( 20mm/F1.8 )

新しいセット:1.5kg
・Crane-M2 s : 0.6kg
・SIGMA fp : 0.9kg ( with 24mm/F2 )

手で持つ持ち物として 1.1kg も軽いというのは、実感で分かる違いになります。

なお、SIGMA fp における CINEMA DNG 12bit 撮影というのは、カメラ本体に SSD を外付けして初めて可能になるので、それなりな対応が必要になります。
私の場合は M.2 SSD (1TB) をアルミケースに入れ短い Type-C ケーブルで繋ぎ、それをモビロンバンドでレンズに留めています。以下で、SSD 装着イメージをご覧下さい。
SmallRig の SSD 固定ホルダー(#2343)も試したのですが、重量バランスが悪くなり断念。モビロン方式に落ち着いてますw
 


*1 CINEMA DNG 12bit
実は、スチル撮影の RAW 画像ファイルがコマ数分だけ記録されるというムチャクチャ乱暴な仕様です。なので、記録する SSD も一定レベル以上の高速タイプが要求されます… ということで、実例で見てみましょう。
ご存知のようにムービーはパラパラ漫画です。つまり、例えば 24FPS のムービーを撮るというのは、1秒間に24枚の静止画を撮るということです。
(ざっくり計算してみると)
1コマの画像は 4k つまり 3840 x 2160 pixel = 8,294,400 pixel * 12 bit/pixel = 99,532,800 bit = 12,441,600 Byte = 12.4 MB です。
左のキャプチャーの通り、ひとコマは 12.6MB になっています。このフォルダーには、ひとカット:3分39秒 のムービーが入っており、今回は 29.97FPS で撮りましたので、コマ数は 6,563 となります。結果、このカットだけで、81,381MB = 81.4GB にもなります。

この勢いで画像データが作られるので、カメラに接続するSSDやPCのストレージなど色々と大変なことになります。もちろんパソコンの編集パワーもメチャメチャ必要ってことですね。このために M1-Max MacBookPro を…(以下略


〜 機材関係 〜
Camera, Lens & Gimbal

SIGMA fp

SIGMA 24mm F2 DG DN Zhiyun Crane M2S

SSD とケース は 2 セット用意しました。

AMPCOM m.2 SSD ケース x 2 Samsung 970 Samsung 980 M.2 SSD & Case

このスタイルでの第一作目が以下です。いろいろ失敗しまくりで、詳しくは Youtube の「概要」をご覧下さいませ。

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