beyer ヘッドホンへの回帰 Part.2

やってしまいましたカスタム(改造)。簡単に言うと、てかホントに簡単な「イアーカップの穴あけ」です。
まあ普通は分解そのものを嫌うと思いますが、私はその辺りに全く拘りがありません。綺麗に戻せてればそれで良いじゃん?w
(メーカー保証が無くなったり、売る際にマイナスになるって面はありますが、それより製品を楽しみ尽くす方が大事だと考えるってことです。物にもよりますがね。)

最初に今回の目論見の結果をお伝えすると「 大 成 功 」でした。
ソースによってはちょっと低音が響き過ぎた感がありますが、私の聴くほとんどのソースでゆったり&クッキリ楽しめるようになりました♪
普通のスピーカーでも、箱の前面や背面に穴(バスレフポート)が空いてたりしますよね。あれと同じものです。
本来は、まず計算で決めたサイズで各種パターンを作り、いろんなソースを使って最終的なサイズを選択するそうです。

さて、まずはバラシからなんですが、以前の T5p に比べるとかなりイージーです。
イアーカップ両サイドにヘッドバンドを留めている部分が T6 のトルクスネジになってるので、トルクスドライバーを持ってればいけます。特殊な工具はそれくらい。
ヘッドバンドを外せたら、イアーパッドを止めているリングを外します。リングは、カップにバチっと嵌めてあるだけなので、スキマにマイナスドライバーなどを入れてこじれば簡単に外れます。イアーパッドの交換もこのやり方で簡単に出来ますが、何度もやってると嵌合が緩くなって来そうなので要注意です。
あとは穴あけに使うキリとドリル(先っちょだけで良い)。

そして何よりも大事なのが ちょっとした勇気と根気 です。

● これがドライバー
 ドライバー径は 50mm 余りなので案外小さいですね。
 あと、プラスチックの柔らかいフレームに乗ってるだけというチープさ。
 これで十分なのか、コスト的にこれで妥協したのか。。。

 なお、ちゃんと日本の技適(技術基準適合)マークがプリントされてますね。


● 右側イアーカップ内部
 開けてびっくり(笑)
 残念ながら T5p で感動したあの構造的美しさはありません。
 右側は、アンプが入っているので、電源スイッチもあります。
 電源スイッチはステータスランプを兼ねた半透明グレイのプラスチックです。
 例によって BT ペアリング時に赤・青に交互点滅し、接続後は青点滅になります。
 また、有線プラグ(3.5mm)の入力端子もあります。

● 左側イアーカップ内部
 受話と Siri や Alexa などのアシスタント呼出しができますので、簡単な基板が付いてます。
 画像手前側の黒いプラスチックの下はバッテリーだと思われます。
 量ってみると、こちら側の方が右側に比べて若干重いので、恐らく間違ってないでしょう。




● 穴を開けたところの内側(右側)
 イアーカップは樹脂ですが、比較的柔らかい仕上がりになっていて、楽に穴あけ出来ます。
 電ドルとかなくても、手でグリグリやってれば数分かからず貫通します。
 貫通したら、木工ヤスリ(丸)で元々空いてる穴と同じくらいまで広げればオッケー

 音響効果を考慮して軟らかく作ってある(内部損失を大きくしてある)のだろうと思いますが、こういう工作には助かります(笑)


● 最後にパーツごとの重さを載せておきます。

Driver (58g) Right (60g) Left (74g) Head Band (87g)

さて、残るは MojoPoly との連携です。
現時点では「可能」ということまでは分かっているのですが、実運用となると iPhone が MojoPoly 操作専用端末になってしまいそうなので、iPod touch の導入などを検討しています。
その辺りが落ち着くまで「お預け」となりますので、来月あたりかな。お楽しみに。

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