The Dash のフィッティング

やってきた「近未来」の The Dash ですが、サウンド面で工夫が必要ということで、イヤーパッドを加工してみました。

今回加工したのは Shure の ソフト・フォーム・イヤーパッド(Lサイズ/5ペア)EABKF1-10L です。常用の L サイズに M サイズを追加購入したのですが、カットにより実質的に外径が小さくなってしまうため、結局 L サイズを加工しました。

純正のフィッティング・パッドは 3 サイズ用意されていますが、それは The Dash 本体を耳腔の大小に合わせて安定させるためのものでしかありません。また、耳穴部分のシリコンゴムはサイズ一定でかつ薄く(構造的な効果や仕組みは知らないのですが)オーディオ的にはイマイチなのです。私の場合は、丁度小さいサイズのパッドを付けた時のような、高音寄りのシャカシャカ(シャリシャリ?)音でした。

イヤーパッドの加工は、単に円錐の下端をカットするだけです。カットするのは、自分の耳穴にピタリと収めつつ、充電ドックで電力端子との接触を確保するためです。まずは約 3mm ほどカッターでカットしてみました。というか、それより薄くカットするのは難しいというスキル問題(下手くそw)もあります。なお 3mm カットすることで、パッドの高さが 10m → 7mm となりますが、この程度では直径はほぼ変わらず 15mm 〜 14mm 程度です。

さて、結果は目論見通りサウンドバランスが改善し、シングル BA の良さが感じられる状況になりました。Westone UM Pro30 と比較すると、レンジの広さやダイナミクスでは劣るものの、クリアさや解像感も充分にあり、これはこれで楽しめます♪

ここ数日で随分涼しく、秋の気配が感じられます。あと1ヶ月くらいでヘッドホンにスイッチするのでしょうが、それまでは、そしてまた来年春以降には The Dash が活躍できるでしょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください