Macで音楽を聴くとき、いえもう少し細かく言うと、iTunesで音楽を聴くとき Audirvana+ というアプリを使っています。上の画像は、その時のウインドウなんですが、ここでは音量ダイアルが使える状態(ボリュームの赤いところ)になっています。いつもはこの赤い線がグレイになっていて、調節出来ません。つまり、DAC は一定のレベルで信号を出していて、音量調節は DAC の次のプリアンプを使って行っています。プリアンプ( Pioneer SC-LX57 )は iPad 上の専用アプリから操作出来るようになっていて、とても便利なのです。
これまでは、以下のような接続で音を出していました。
音源(iMac)
↓ [digital]
DAC(Custom)
↓ [digital]
★ プリアンプ(SC-LX57) ← ここで音量調節
↓ [analog]
パワーアンプ(sa4.0)
↓ [analog]
スピーカー(BS243)
今回試したのは、以下のような構成です。
音源(iMac)
↓ [digital]
★ DDC(X-DDCplus) ← ここで音量調節
↓ [digital]
DAC(Custom)
↓ [analog]
パワーアンプ(sa4.0)
↓ [analog]
スピーカー(BS243)
プリアンプが省略されて、DACからパワーアンプに直結したということです。音量は DAC 直前の DDC という機器で行います。
このことで、メリデメ両面があるのですが、単純に音質の良さで言えば、圧倒的に今回の構成が良かったデス。「ベールをとったようだ」などと表現しますが、そんな感じです。音が活き活きとしています。不便な点は、例えば AV ソースを再生する AV アンプと共存しにくいなど、いろいろあります。( AV アンプは多機能で便利な反面、どうしても音質面では不利です)
今回使用した DDC という機器は以前から持っていたのですが、こういう使い方に躊躇していました。ですが、今回試してみてすごく良かったので、当面は使いにくい点と折り合いをつけながら使ってみようと思います。