Listening to the PC Audio Concert by RME

購入したばかりの Fireface UCX (末尾※1参照)ですが、たまたま、その UCX を使った PC Audio Concert がニッポンバシで開催されるってことで行ってきました。こういった販促がらみのイベントは、カメラ( 5D Mk2 )を購入したとき以来です。

講師というかコメンテーターは、行方洋一さん。彼の担当した作品達を UCX を使って聞きながら、素晴らしい経歴を紹介していく会。ってなんだそれ(笑)
とは言いつつもサプライズゲストがいらっしゃったり、秘蔵音源を聞かせていただいたりで、そこそこ楽しめました。
特に良かったのはサプライズゲストの「渚ゆう子」さん(ぇ
まさかっ!と思いましたが、彼の録音した「京都慕情」(末尾※2参照)からの付き合いだそうです。しかも、飲み友らしい。。。

えっと、一応オーディオの話としては、彼の趣味である SL や「ねぶた祭」の生録再生が凄かったです。もちろん元ソースも良いのでしょうが、UCX でここまでリアルで迫力のある音を再生できるってことで、安心しました。
今回のコンサートでは、JBLのホーンスピーカー(フロア型ながらそんなに大きくないモデル)と、マッキンのパワーアンプ(青いアナログメーターがクール!)が使われてました。

配られたお土産。RMEのレジ袋、じゃなくて安っぽいけどカッコ良いトートバッグとカタログ&ガイド

最後の秘蔵音源はあのピンク・フロイド。行方さんの所属していたのが東芝EMIなので、すごく頷けますね。紹介された曲は、かの「 Dark Side of the Moon 」のイントロとなる Speak To Me 。ご存じの方は、お分かりだと思います。心臓の音を表現したバスドラの音が印象的ですが、なんと 2Tr/38cm の上を行く 2Tr/76cm(!?…初耳)マスターテープ音源を聞かせていただきました。もうなんだか、すっごい迫力の鼓動でこういうのがオーディオにお金をつぎ込む原動力になるんだろうなと。。。

終わってみると、なんだったんだろうと思わざるを得ない内容でした。もう少しテクニカルな話が聞けると思っていましたが、その点は残念でした。

※1 UCX とは
ちょとダケ解説しておくと、UCX というのはオーディオインターフェイスと呼ばれ、デジタルデータをアナログ音に変換、またその逆もやってくれる機械です。このデジアナ部分を DAC アナデジ部分を ADC と呼びますが、前者は iPhone や iPod ウォークマンにとどまらず、スマホやケータイ、TV やステレオ、にも入っています。その部分を音楽作成に使い易いように、特化させたのがオーディオインターフェイスというわけです。UCX は RME 製品のハイエンド UFX のコンパクト版になります。入門の Babyface の上位でもあり、音の傾向は似ていますがもう別物と言っても良いくらいの高音質だと思います。

※2 京都慕情
個人的には「京都の恋」の方がポップスらしくて好きなので、そちらを紹介します。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=GAXDojsF2Ik[/youtube]

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