SENNHEISER HD650

うお〜!30Hzが聞こえる!!!って、ヘッドホンでそんなに凄いことではなさそうだけどw SENNHEISERのHD650です。

Sennheiser HD650

サウンドハウスさんで購入。2005/08に購入したオーディオテクニカのATH-AD1000のハウジングが壊れた(踏みつけて左側ハウジングが割れてしまった。。。)ので、その代替です。ちなみに一番多い音楽の聴き方は、iMac(iTunes)からDigital出力して、使い古しのAVアンプという繋ぎ方です。



まず、ヘッドホンはこんなBoxに入ってます。さすがに透明プラスチックのブリスターパックじゃなくて良かったです。もちろん携帯用ケースなんかは付属しません。しかし、なんという色気のなさ。これじゃ単なる「梱包用の箱」じゃん。きっと実直な会社なんだろうなと思わせます。4万円もするんだから、箱も豪華なものを期待してしまいますが、それは別のメーカーさんに任せておきましょう。肝心なのは出てくる音なんですから。さて、気を取り直して色気のないBoxを開けると、ヘッドホンがデーンと収まっています。
AppleとかSonyとかBOSEとかだと、
・ヘッドホンを包むビニールの袋とかありません?
・ツルツルした面を保護するシールとか貼ってありません?
・いろんなタグや、自社製品のパンフとか値引きのクーポンとかが、たんまり同梱されてたりしません?
しかし、外箱のデザインから推して知るべし。なんもナシ。右の画像は、ほぼ最初に開けたままの状態に近いです。違いと言えば、ケーブルがばらけている程度で、ほぼこの通りに現れるというわけです。

「さすがに数万円もする高級ヘッドホンだな、どうせ捨て去る包装まで凝ってやがる。どんな音が飛び出すのかワクワクさせられるぞ!」なんてアゲアゲな気分は忘れて下さい。だって「このヘッドホンの価値を認めたから購入したんでしょ。だったら一刻も早く音を聴いて音楽を楽しんで下さい。過剰な包装なんて、時間とコストの無駄ですから」と言わんばかり。あ、一応言っておくと、取説はビニールの袋に入ってましたよ(笑)

♪ ヘッドホンとしての性能は如何に? 高額なだけの価値はあるのか? ♪

(ちょっち実況ぽく)ちょっと硬めのヘッドバンドの調節をして、被る。
きつっ!
いや、そんな顔が大きいわけではない。背は小さいけど(関係ないw)まあ、慣れてくるでしょう。
で、最初に音を出すのは、最近のお気に入り「カノン」カラヤン&ベルリンフィルのやつ。
次に、ドボルザークの「新世界」第4楽章。
次は、ボレロ。
何れもiTunesStoreで買ったAAC-256kbpsものなので、音質はグッド(なハズ)。
続いて、映画「ダーク・ナイト」のメインテーマ。これは、冒頭にズズーンとくる低音のスケール感が見所、いや聞き所。
うんうん、良い感じで音に酔えますねぃ ♪

さ〜て、ここらへんで小一時間経つわけですが、案外耳付近は痛くなってこず、ひと安心してロック系にチェンジ。
といっても、古い音源が多いせいもあってあんまりピンと来ないなあ。
サラッとあきらめて(をい)Perfumeにチェンジ。「ポリリズム」が心地よい。てか、これキレイにまとまりすぎちゃいます?

とりあえずまとめてみると、やっぱ「アナログなソースにピッタリ」でしょうか。
低音はちょっと締まりが無くてブンブン響きすぎな感じです。これは多くの方のレビューにある通り、使っているうちに落ち着いてくるものと思われますです。頼むよ。

ちなみに、オープンエアタイプなので、盛大音漏れ大会です。他人が同室するなら気を使わないといけません。いまクラシック(交響曲)をうるさくない程度の音量で流してますが、3mくらい離れていても何を聴いているか分かります。中高域の音だけが聞こえてくるので、それを鑑賞していない人にとってはうるさく感じやすいです。よく電車などで聞かされるあのカシャカシャ音だけよりはマシっちゃ〜マシですが、中途半端に聞こえるというのも案外迷惑なものですね、うん。

あと、ヘッドバンド部分はスライド調節ですが、無段階ではなく「カチカチ」とクリック感のあるステップ式です。なので、何個動かしたところが自分のポジションなのか、分かります。かなり固めで、こゆところがドイツ的だなあ。ちなみに私は5個スライドさせたところがピッタリ。

♪♪♪

他に使っているヘッドホンは、同じSENNHEISERのHD25、BOSEのOE、それとATH-AD1000です。この順に音のクオリティは高いのですが、HD650はATH-AD1000の後継としてふさわしいと思います。ATH-AD1000のハウジングを修理するかどうか悩みどころ。

♪♪♪

今回あらためて持っているヘッドホン達を聞き比べてみましたが、どれもが特徴あって、どれもいい音がしています。間違いじゃなかった。ただ、善し悪しを評価する音楽がクラシック寄りになってきていて、密閉型(前二者)でゴリゴリとロックを聴くのは辛いと感じる自分も発見してしまいました。変わっていくんですね、自分も。。。

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