イアホン選びの評価

先日(5/24)に書いたとおり私の「耳の性能」は、AV製品を評価するに耐えないことが分かりました。私が「バランスが良い」とか「高音にクセがある」とか書いても、それをあなたと共有することは出来ません、恐らく。あなたが同じ物を聴いても、きっと同じように感じはしないからです。
というのも、このBlogにはイアホンの音質評価を求めて飛んでこられる方が多いのです。ですので、ここいらでイアホンに対する自分自身の整理をしておきたいなあと、書いてみます。

私自身、イアホン購入時は、毎回さんざん調べまくります。そして、かなりな数のイアホン遍歴の後、これに落ち着いています。

この高価なイアホン、もうメチャクチャお勧めしたいんですが、それは先述の通り私の独りよがりに過ぎない可能性があります。

で、ここからが本題たる評価の話です。
イアホンの特にカナルタイプというのは、モチロンそれ自身の性能もありますが、耳との相性が特に音の高低バランスに影響します。大きさ、形状、ゴムの質(柔らかさ)などで、かなり印象が変わるのは経験して分かってられると思います。普通は、3種類くらいのイアーチップ(ゴムのヤツ)が付属してきますし、交換用に売られていたりもします。一方、各自の耳の側はもうみんなバラバラなんじゃないでしょうか(専門的なウラはとっていません)。太さ(内径)、曲がり具合、内耳までの距離、内壁の滑らかさ・固さ、左右の耳の違いなど、音質に影響のありそうな項目を並べてみるだけでも大変そうです。

この双方の組み合わせによる音場がそのイアホンの性能と云うことになります。当然、同じ物はひとつとして無い事になります。普通、物の評価というのは、Aさんが良いと言っても、それが自分には当てはまるかどうか分かりませんが、多くの人が「良い」と言っているのであれば、恐らく自分にとっても良いだろうとは思えます。その期待値(恐らく自分にとってみても良いだろう率)が、ことイアホンに関しては余り高くないと感じています。余りにも個別の要素(個人の耳の形状)によって、全体評価の変わる可能性が大きいからです。

ということで(長い文章を書いて疲れてきた。。。)、たかがイアホン、いろいろイアホン遍歴して、自分自身が納得するのがイチバンですよ。と、〆させていただきます。

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