イアホンのバランス


アップルの新しいモデル(参考:ASCII.jpの記事)を購入してみた。××してみる、ってレベルの値段でもないけれど、昨年UltimateEarsに背伸びしてしまったヤツ(わたし)には、これがビギナークラスに思えてしまう。この辺の金銭感覚に対して「バカ」になってしまったわけです。。。

さて本題の評価です。現用のUE10の四分の一の価格ながら、充分満足できます。
まず音質ですが、当然のようにUE10が上です。約4万円弱分の開きがあるかといえば、恐らく「ある」と思います。ただ、同価格帯のダイナミック型(普通のイアホン)に比べると、素直でバランスのとれた音質を楽しめるので、お買い得感はあります。

次に注目なのは、使い勝手の違い。特に、コードの柔らかさと材質感は、圧倒的にアップルです。イアホン本体を普通に耳に入れて、コードは垂らすだけな、(普通な)使い方が出来るのでグッド。UE10だと、イアホン本体を耳に入れ、コードを耳の上に回すことになります。この、耳の上に回すというのは、当然両手を使わなければなりません。まだ修行が足りないだけかもしれませんが、耳の上に回すことは必須(これをしないと、音の良さ、特に定位感が半減)です。

そのコードについては、太さはほとんど同じですが、質感はかなり違っています。UE10は比較的固くて、癖がつきやすい材質。寒い時期は特に、硬く癖がつきやすいので、かなりマイナスです。

ただ、この二点が実は音質に大きな影響を与えているんだろうな、とは思います。ということで、標題の「バランス」となるわけですが、その得失を考えると、サラッと聴くには「アップル」。じっくり、聴くには「UE10」という当然すぎる結論に。。。お粗末。。。
ちなみに、アップルのは能率が若干落ちますので、iPhoneのボリュームは60〜80%くらいになりました。UE10では、50〜70%くらいで聴いていることが多いです。(音量調整オン)

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