小さな恋のメロディ(映画)

WOWOWでやっていたので観ました。公開から、もう34年も経っているんですね。その時代に多感な世代だった人には「名作」と言って良いでしょう。私もジーンと来ました。映画としては、二人の恋心を映す演出が全て。観ている人の心にそれをよみがえらせること。それが至上命題で、かつ成功していると思います。 

○ おまけ

さんまの推薦てことで、放映に選ばれた作品だそうですが、その気持ちがよく分かります。つまらない学校の授業。初めての恋。好きだから一緒にいたい。結婚したい。そんな自分たちを助けてくれない大人たち、受け入れてくれない社会。純粋で無垢な時代って、誰にでもそしていつの時代にもあります。法律や制度ってそれを縛り、押さえつけるためにあるためにあるんじゃなくて、本当は助け守って行くためにあるんじゃないか。愛ってなんだ、結婚ってなんだ、家族ってなんだ、社会ってなんだ。そんな思いが、ビージーズの淡いコーラスと美しいメロディに乗せてよみがえりました。

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