The future arrived [ The Dash (Truly Wireless Smart Earphone) ]

bragi_dash_whiteあれは約二年前 2014/06/25 のこと。フルワイヤレスで Bluetooth で繋がるイヤホンの登場に「未来」を感じて、思わずポチってしまったのは。
そして、開発元の Bragi から、発売延期のお知らせが2度届きました。その後、欧州、米国などへは出荷が始まったけれど、日本へはまだ出荷できないこと、などが告げられてきました。。。それとともに、日本でも並行輸入で手に入れた人たちのレビューがパラパラと登場し、ついに私もしびれを切らせて並行輸入で手に入れることにしました。ごめん、Bragi

こうして、正規では無いにせよ、2年越しの恋が実り商品 The Dash が届きました。さすがに高額商品だけあって、商品のデザインや仕上げも凝っていて非常に満足の出来る製品です。またパッケージにも気が配られていて、パッケージを解く楽しみもあります。また LED によるステータス表示が凝っていて、まるで Dash が生きているかのような錯覚を覚えます。いつも身近にいて可愛がるペットのイメージでしょうか。

Bragi サイトでは、ユーザーズガイドがビデオで提供されていて、英語ながら日本人でも何とか分かるレベルです。なので、欲しい方はアクセスしてみて下さい。日本では実物を試せる環境はまず無いと思われますので。

さて、オーディオファンとして気になるのは、音質ですね。

TheDash01しかし、残念ながら普段お気に入りのイアホン( Westone UM Pro30 )で音楽を聴いている人レベルで言えば「音が悪い」です。音楽を気持ち良く聴けるレベルにはありませんでした。ただこれは、耳の形にもかなり左右されるので、一概には言えません。

というのも、構造的に私の耳の形に合わないのか日本人の耳の形に合わないのか分かりませんが、音の出てくるポートが浅く、またイヤーチップもサイズが一定かつ薄いシリコンゴムで浮かせる感じのフィッティングになっています。このため中音&低音のボリュームが決定的に不足してしまいます。「シャカシャカ」した音って感じですね。

TheDash02そこで、UM Pro30 で使っていた Shure のソフトフォームを使ってみたところ、これが成功!
まずまずのバランス(つまり普通のバランス)で音楽を聴くことが出来ます。

UM Pro30 のイヤーチップを取り付ける部分(ステム)は約 3.5mm で、The Dash は約 4mm なのです。サクッとは入りませんでしたが、グリグリやってるとうまくセットできました。いつも UM Pro30 では L サイズ(耳がでかいw)を使ってますが、それだと The Dash 本体が耳から浮いて生体センスが働かず、Dash を耳から外したと Dash 自身に勘違いされてしまうので、M サイズにしました。M サイズでは、低音の量感が若干犠牲になるものの、ちゃんとセンサーが耳腔に触れるので問題にはなりません。

但し、これでも充電ケースのチャージコネクターにはピタッと嵌まらず対策を検討中です。ちなみに、充電ケースにはマグネットが仕込んであり、純正のイアーチップを使っている限りはピタッと収まりオートチャージングされます。

ここまで、とりあえず常用のあいぽん 6 で試用していますが、本来は DAP + Transmitter で使いたいので、落ち着いたらいろいろ試してみます。

なお、イヤーチップ問題とは別に、音量不足の問題があります。実は「爆音」どころか「大きな音」も出ません。大きな音とは、聴けなくもないが、数分が限界かなあレベルのつもりです。いつもそんなレベルで聴いてるかも、という方は要注意です。

音質のことをメインに書きましたが、アクティビティを量る機能部分はあまり興味なくry…(笑)
あ Bluetooth は、音楽プレイヤー部分とは別にペアリングする必要があります。つまり、接続機器一覧には The Dash が二つ現れてきますが、それで普通なようです。ややこしいので、片っぽは抹消しました(汗)

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